光を放つ季節です。皐月の「皐」という漢字は白い光を方出する様子を表したものと言われています。五月のまばゆい光にぴったりの漢字だと思いませんか?「さつき」のさは接頭語で神に関することを表すという説が有力です旧暦の五月は今の六月の中旬頃。梅雨に入り田植えの季節を迎えようとするころですが現代では光輝く新緑の季節。あなた自身もそんな光を浴びて、まぶしく輝いてるはずです。「美人の日本語」 山下景子よりまばゆ...
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- 2007-05-26
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若い背中?「青」という言葉は、青山、晴雨のように若葉などの緑をさしまた未熟という意味もあります。さて、どうして二才というのでしょう。出世魚の稚魚の呼び名からきたという説馬の二才馬からという説などいろいろです。昔は、男性のことを「背」といい元服したばかりの若者のことを「新背」と呼んだそうです。それがなまって「にさい」になったというのです。男性を「背」と呼ぶには、合蓄があると思いませんか。背中にはとり...
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- 2007-04-07
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花のオーラ満開の桜のまわりは、夜でも、ほのかに明るく感じられます。花びらが白っぽいから、という理由だけでもなく何か人をひきつけるオーラのようなものが漂っているようです。「あの人には花がある」世阿弥が使い出したのが始まりだそうです。その不思議な魅力はどこからくるのでしょうか。たぶん心の中にみごとな花がさいているからではないでしょうか。真っ暗な闇の中でもそこだけが明るく感じられるほどに。夢であったり、...
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- 2007-04-05
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花を支える小枝新潟県の十日町織物工業組合が、日本の伝統色をもとに昭和56年に十二ヶ月の誕生色を選定しました。四月の色は、花舞小枝。春風に揺れる花を支えるような、黄色味がかったしなやかな茶色だそうです。花が咲いている木の枝に目を向けたことはありますか?新しい芽が萌えるころは、木の枝もうっすら黄緑色になり花が咲くころは、ほんのり明るくなってくるような気がします。一日一語、口にするだけで心が綺麗になる一年...
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- 2007-04-04
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そしてまた一歩から...切り株や根元から出てきた新芽のことを蘗といいます。「ひこ」とは曾孫のことです。かわいい新芽が出ているのを見つけると思わず微笑んでしまいます。そしてその生命力に感動すらおぼえます。何年も何十年も年輪を重ねて枝をのばし葉を茂らせてきた営みが、切り倒されればすべて無になってしまいます。それでも何も言わずに新しい芽を出していく...当然のように新しい一歩を踏み出しているのです。どんなに言...
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- 2007-04-03
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ほのかな夜明け...夜がほのぼのと明けようとする空、次第に白くなってゆく山際、細く紫がかった雲...どこまでもおぼろげでやさしい春の風情です。新しい時代や文化の到来という意味でも曙という言葉が用いられるのは、時代や文化もある日突然、様変わりするのではなく、少しずつ移ろっていくからでしょう。もし、新しい自分に変わりたいと思った時は、曙の空を思い出してみませんか。ゆっくりと、でも確実に夜明けはやってきます。...
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- 2007-04-02
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夢の衣に...うららかな陽射しの下、植物は花を咲かせ、動物は盛んに活動を始めます。昔は四月一日にそれまで着ていた綿入れの着物を抜きました。そこから四月朔日(わたぬき)というようになったそうです。綿の代わりに今日から夢をまといましょう。身も心も軽くして、さぁ、夢に息を吹き込んで。一日一語、口にするだけで心が綺麗になる一年365日の言葉美人の日本語 山下景子より。夢。海の側に引っ越したい!GO SURF 日々!トモ...
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- 2007-04-01
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